モテない登山その2 紅葉と夜間縦走


こんにちは細貝です

最近の登山レポート2です

前回みんなで笠ヶ岳に登った3週間後に、今度は反対側の日本で一番大きな壁の穂高連峰を一人で縦走しに行きました。

スタートはお馴染みの岐阜県 新穂高温泉

不眠でそのまま登り始めなかなか体調が悪いです……


しばらく奥にそびえる槍ヶ岳方面に向かって大きな沢を3つ通過し、緩やかに登っていきます。


いつも雰囲気がある滝谷の沢 超エキスパートの人はこの奥に分け入り、命がけで山稜をめざします


「身体が重たいな~」

っと、ダラダラ2時間ぐらい歩いていると、急に景色が開け槍平に到着

この辺りになると結構標高が上がっているので、紅葉も始まってきています。


小川がたくさん流れててとても静かで雰囲気が良い槍平


槍ヶ岳と南岳の分岐にある槍平小屋に到着


クマの看板がだいぶボロくなってきました…


少しお菓子を食べて休憩してたら急に眠気がひどくなり、30分仮眠をとることに…

寝たらスッキリしましたが、まだまだ先が長いので気合もほどほどに一人ダラダラ登り始めます。


槍平からは南岳につながる急登コース「南岳新道」を登っていきます。

前半はぜんぜん景色が見えない樹林帯の凄くキツイ登りを1時間ぐらいがんばります。


だいぶ上がってきました


標高が2500mぐらいに達すると風も強く、稜々とした景色に「北アルプスに来たな~」っと、テンションもあがります。


稜線まであと一息


ようやく稜線にある南岳山荘に到着



ここでお昼休憩。山荘でカップラーメンをいただきました




1時間ぐらいゆっくり休んだら、本日のお宿「北穂小屋」を目指し険しい稜線に突入します。


ここから急に険しくなります


やっと3000mまで登ったのも束の間、切れ落ちた稜線を通過するために300m下って登らなきゃいけません…


天気が良いと迫力満点な大キレット


大キレットには怖い難所がいっぱいありますが、迫力のある景色がとても魅力的なコースです。

途中難所の「飛騨泣き」で大学生が苦戦してたので、足の運びを支持してあげたりしながら先を進みますが、なかなか素敵な若い女性には会いません……


飛騨泣きの通過を頑張る大学生


気づくと北穂高に近づいてきました。


崖っぷちに建つ北穂小屋


やっと北穂高岳に到着
天気も良く、槍ヶ岳を中心に北アルプスが一望できます。




小屋のテラスにて自撮り


シルバふーウィークの直後なので空いてると思ってた北穂小屋ですが、チェックインすると「布団2枚を3人でお願いします。」と言う事に…

「それだけ混んでいれば可愛い子がいたりするかな~」

っと、期待しますがオジさんオバさんばかり…

それでも「今日テントなんです」という、外国の方を3人連れた同世代の素敵な女性とテラスでお話したりしらがら夕食まですごします。


日本で一番見晴らしの良いテラス


前日から不眠なので、夕食後にすぐに布団に入ります


2日目は0:00に起きて準備や朝食を自炊し、1:30ごろ暗い中をを出発

この日はスーパームーンが出てるそうで、なんとなく明るい感じではあるけど夜は夜なのでやっぱり1人は怖いです…

人がいるはずの無い崖の方から急にクマ鈴の音がしたり…

「あ~早く明るくならないかな~」と思っても、日の出が5:30なのでしばらく暗いまま険しい岩稜を1人黙々進みます…


そしたらあっという間にジャンダルムに到着。


まだ真っ暗なジャンダルム…

ちょうど小屋が動き始める4:30に、1人ヘッドライトを点けて岩峰の上でウロウロしてたので、穂高山荘のテント場の人に気づいてもらえたようで、しばらくライトを振って交信してました



それからしばらくすると明るくなり、オバケ恐怖もなくなって景色を楽しみながら進みます


途中の難所「逆層スラブ」を過ぎたところで、ようやく反対側から登って来た人とすれ違います。
山で数時間1人ぼっちが続くと、人に会えたときに凄い安心感を感じます


逆層スラブを登る第一山人

その後ぞくぞくと登ってくる人とすれ違いながら「可愛い子が登って来ないかな~」と期待しますが、男性か年配の方ばかり…


ガイドさんと一緒にザイルを組んで登る高齢カップル


気づくと西穂高岳に到着。

西穂高まではロープウェイからの人気日帰りコースなので「若い子がいないかな~」と、期待しますがオジさんばかり…


綺麗にそびえる西穂高岳


早く出発したおかげであっという間に下山。天気も良くて楽しい山行でしたが、こんな険しい山に可愛い山ガールなんてめったにいるわけなく、ほとんどが本気な男の人と、時間がたっぷりある年配の人ばかり……

なので今度は、可愛い山ガールが多いといわれる「燕岳~常念岳~大天井」辺りを攻めて、モテてみたいと思います

細貝でした…

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